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マラセチアのお話

  • 執筆者の写真: holn-AC
    holn-AC
  • 2021年6月9日
  • 読了時間: 2分


みなさん、こんにちは😊

先日、ほるんのカビのお話をさせてもらいましたが、


な・・・なんと!

看板犬ナンバー2の、ぽにこにも皮膚病が発症してしまいました~💦💦



もともと、ぽにこはお肌がデリケートで比較的痒みが出やすいのですが、

このところ顎下と足をよく痒がって指の間が赤くただれ気味ではないですか!





このベタつき感、怪しい・・・。




ということで検査しましたらやっぱりマラセチアが増えていました!



マラセチアは酵母菌の一種で、これまた皮膚の常在菌として全ての犬猫、ヒトにも存在しています。

脂の多い環境を好むため、この時期気温が高くジメジメして分泌物が増えるとマラセチアも増殖しやすくなるのです〜💧

なので、皮脂のたまりやすい脇、指の間、耳などで増殖しやすく、炎症やかゆみ、脱毛、フケ、皮膚のベタつき等を引き起こします。


ちなみに、マラセチアが増えても特に変化ない子もいるのですよ!

マラセチアに対するアレルギーを持つわんちゃんが一定数いるため、こういった炎症を起こし、痒くなってしまうのですね〜。



マラセチアの治療

としましては、


①抗真菌薬のシャンプーによる薬浴

②抗真菌剤軟膏の塗布

③抗真菌剤の内服


などです。


ぽにこは抗真菌剤入りのシャンプーで念入りに洗われました🛁!!





ピカピカです✨





シャンプー後のフォトブースでのおすましショット💛




マラセチアアレルギーをもっているこの場合、皮脂の分泌が多い体質や、皮膚のバリア機能の低下、高温多湿の環境でマラセチアが増えて痒みを引き起こしてしまうので、定期的なシャンプーや皮膚・被毛を衛生的に保つための日常ケアを心がけましょうね!



看板犬が揃ってカビの仲間にやられております💦

似た症状がお家の子で見られたら早めにご受診くださいね〜!




#葛飾区

#金町

#ほるん動物クリニック

#皮膚病

#マラセチア

#アレルギー




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